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ヒデムラ

妻が運営している「ご当地ですよ!」というサイトの中に、百名城のコメントを書いてくれと頼まれたことがきっかけで、ブログを始めました。
元々好きだった日本各地の城を実際に一つずつ訪ねる旅は、時間がかかることですが、思わぬ楽しみとなっています。

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伏見城 ~最後の役目~

fushimi_9.jpg

鳥居元忠家康に十三歳から仕え、
主君とともに幾多の苦難を
乗り切ってきた自負がある。

太閤秀吉亡きあと、東西手切れとなり、
城代鳥居元忠が守る伏見城
西軍の軍勢が取り囲んだ。

fushimi_10.jpg

それ以前にこのことを予測していた
主従は最後の別れを涙ですごした。

元忠自身、これが主君家康への
最後の役目であることも承知していた。

四万の西軍による攻撃が開始されたが、
討ち死にを覚悟した城は容易に落ちない。

しかし、伏見城内から内応者が出、
元忠が籠もる本丸に敵が殺到してきた。

fushimi_11.jpg


そんな中、元忠は自ら最後の奮戦をし、
四たび敵を退け、味方から感嘆の声が漏れる。

が、とうとう元忠にも最後の時が来る。

・・・・ 「鳥居彦右衛門元忠どのとお見受け申す」
     中略
    「あわてくさるな。名を名乗ってからかかるものじゃ」
    「はッ。雑賀孫一郎重朝でござる」
    「誰の家来じゃ。主人の名から先にいえ」 ・・・・


徳川家康〈17 軍荼利の巻〉 (山岡荘八歴史文庫) より抜粋

鳥居元忠、最後の最後まで敵に対しても
守り役の役目忘れず。

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