
「軍師」という言葉を聞いて、
山本勘助と思い浮かぶ人は何人いるだろう。
昨今のドラマや小説で注目されたせいもあるが、
ある本では、軍師という役割りは、
山本勘助が最初である。としている。
参照:軍師の時代―戦国乱世を演出した名将烈伝

武田晴信と結びついたエピソードは様々である。
躑躅ヶ崎館で初めて対面した勘助の相貌を見ただけで、
その潜在能力に魅力を感じ、多大な知行を与えた。
甲斐を平定し、信州へと侵攻する晴信に
作戦、領民撫育など、勘助は影から進言し、活躍する。
そんな山本勘助も、武田の居館である躑躅ヶ崎館を見て考えた。
・・・・武田の居館を攻め落とすのは、
何でもないと思う。
山上からみると、まるで無防備である。
この無防備のままで、何事もなく
今日まで来られたというのは、
全く常に出でて闘って、
国内に敵を引き入れたことが
なかったからであろう。・・・・
風林火山

勘助は、主君晴信への感謝の気持ちと共に、
自分の役割をはっきりと掴んだのだろう。



