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妻が運営している「ご当地ですよ!」というサイトの中に、百名城のコメントを書いてくれと頼まれたことがきっかけで、ブログを始めました。
元々好きだった日本各地の城を実際に一つずつ訪ねる旅は、時間がかかることですが、思わぬ楽しみとなっています。

ヒデムラの百名城
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躑躅ヶ崎館 〜秘密の間〜


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武田信玄には変わった趣味があった。
いや、趣味と言うのは失礼であろう。
しかし、現代人から見ると非常に興味深い。

代表的なものは、居館、躑躅ヶ崎館の「厠」だ。

・・・・看経の間の奥に、信玄専用の厠がある。
    この便所は六坪であった。
    畳敷きにして十二畳ものひろさをもつ便所に、
    信玄は朝と夜の二回、かならずといって良いほど入る。
    入って数時間は出てこない。
    領国の政治から、戦陣の研究、他国への外交など、
    いっさいの思案が便所の中でおこなわれる。・・・・


真田太平記〈1〉天魔の夏 (新潮文庫) /池波正太郎 より抜粋

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善政を敷き、甲斐の領民の信頼があったならばこそ、
当時最強と言われた軍団を維持できたであろう。

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また、忍びの者を良く使った諜報活動により、
情報戦略にも優れていたと言われる。

忍者小説の多くは、武田信玄を忍び使いの模範としている。
理由は、忍びの者へも同じ人間として尊重していたためである。

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そんな忍びも、信玄の厠に待機していたと言う。
一心同体であったのだろう。



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