
後世の人々は、「あの時こうしていれば...」
と、思うことは多い。
「歴史に if は禁物」とはよく言ったものだ。
歴史ではなくても我々の身の回りでもそうだが...

関白秀吉の小田原攻め。
俗に言う「小田原評定」。
油断していると現代でも言われがちだ。
・・・・「箱根の天険を利して、敵を迎え撃つがよろしい」
一歩もゆずらぬ。
箱根の山々は、小田原城を囲んで屏風のように、
そびえ立っている。
むろん、そこには北条方の城や砦があって、
豊臣秀吉も、
「まず、難関は箱根の山よ」
こういっていたほどだ。・・・・・
真田太平記〈3〉上田攻め (新潮文庫)

大軍の敵に何重にも囲まれた時点で時すでに遅しの感があったが、
小田原城内では、主戦派、籠城派で何日も議論が繰り返された。
結果は周知の通り、
しかし、過去の決断をとやかく言うことは愚の骨頂であろう。



