防長2カ国38万石に封じ込められた。

時の君主、毛利輝元は「もう破産したい」というような
ことを漏らしたとか。
理由は、解雇されたにも関わらず、
「無禄でも構わないからそばに置いて下され」と言ってやまない
旧家来が多かったそうだ。

そんな混乱の中、始まった徳川政権。
毛利家としても幕府から無用な疑いを掛けられないよう
努力を強いられる。
萩に本城を移したのもそれと関係あるが、
実は風光明媚な萩で、代々伝わる秘密儀式が行われたと言われている。
・・・・毎年元旦の夜明け前、家老が殿様に、
「倒幕の時期がせまりました。いかがいたしましょう」
というと、殿様が「まだ時期が早い」という
秘密儀式を徳川初期からしていたということですが、
どこまで本当かわかりません。・・・・・
歴史と風土 (文春文庫)
臥薪嘗胆とは別な方法で、関ヶ原敗戦の恨みを
忘れないように続けられたのであろう。



